【探究コース 対話講座】 | 東明館中学校・高等学校

【山口さん対話講座】

本日は、理事の山口 覚さん(一般社団法人まち家族 代表者、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス特任教授、津屋崎ブランチLLP 代表、LOCAL&DESIGN(株) 代表取締役)に講演していただきました。山口覚さんは2009年福岡県福津市・津屋崎へ移住し、まちおこしプロジェクトの拠点として『津屋崎ブランチ』を開設され、「外からのまちづくり」ではなく、対話を通して「内からのまちづくり」を実践されている方で、対話のスペシャリストです!
今回は探究コース1期生・2期生に対して、①常識を疑うことについて、②対話について、③ファシリテーションの3つのポイントを様々な視点から授業していただきました。

その一つの内容を紹介します。
「伝わるとは?」
①話す相手・聞く相手に思いやりを持つこと。

(話す方は相手の価値観に合わせることが大事で、聞く方は相手の話を理解しようとする意思を持つことが大事)
②表現方法をその人に合わせること
(表現方法はただ話すだけではなく、歌でも書物でも様々な方法がある)
③伝わるとは、何でだろう?が解決する時
(発信したことに対して何かしら受け取っていたら伝わるし、変化がなかったら伝わっていない)
④伝えるから伝わるというのは、郵便のようになっている
(伝わる=言葉を詰める、それを運ぶ(郵便)、言葉から意を汲み取る(伝わる)ということ)
こういった内容を山口覚さんのファシリテーションと子どもたちの対話から、導き出していました。
とても素晴らしい時間になりました。本当にありがとうございました!