認定NPO法人テラ・ルネッサンスと包括連携協定を締結しました | 東明館中学校・高等学校

 本日7月14日(水)、学校法人東明館学園(理事長:荒井優、所在地:佐賀県基山町)は、認定NPO法人テラ・ルネッサンス(本部:京都府京都市、理事長:小川真吾)と、グローバルな着想をもって探究できる人財の育成を目指し、包括連携協定を締結しました。

 認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、地雷除去支援や元子ども兵・紛争被害者の自立支援などを、世界6カ国で実施する国際協力NGOです。また、日本国内では、「平和の担い手」を育むため、地雷、子ども兵と行った地球規模の課題についての講演などの啓発活動にも取り組み、特に、2017年より佐賀県にも事務所を開設。県内での教育機関での講演にも注力されています。

 本学園は、2020年4月から「探究コース」を設置。社会の課題を解決し、他者に貢献しようとしたり、自ら積極的に成長し、多様な人と協働しながら新たな価値を創り出すという強い意志をもって、未来を生き抜くための持続的な学び、「やりたいことを形にすることができる生徒」を育むことにチャレンジしています。

 このたび、ともに佐賀県内に拠点を持つ両者は、平和をつくりだすためには、グローバル人財を育成することが重要だという認識で一致。テラ・ルネッサンスが培ってきた国内外での支援・啓発活動の知見を活かし、グローバル人財の育成を目指して、包括連携協定を締結し、共同で授業プログラムの開発・実施を行うことになりました。

 取り組みの第一弾として、高校探究コース1,2年生向けの英語・地理・現代社会・倫理等の科目で、両者で開発した授業プログラムを実施する予定です。

 協定締結式には、テラ・ルネッサンス創設者で団体理事の鬼丸昌也氏、本校から荒井優理事長、黒木忠好校長、探究コースの生徒2名が参加しました。また、テラ・ルネッサンスから、佐賀県のふるさと納税を活用して出版された書籍を寄贈いただきました。