6月の寮生集会 繋がるバトン | 東明館中学校・高等学校

6月7日昼休みに6月寮生集会が行われました。寮生集会とは月に1回、東明寮男子寮生と紫苑寮女子寮生の中学1年から高校3年までが集まり、一日一日の寮生としての生活を見つめ直す時間になります。司会は寮長と副寮長が行っています。はじまりは挨拶の練習。今月の担当は東明寮高校1年の野球部の奥井君が担当しました。

会場中に寮生の元気な声がこだまします。その後、黒木教頭先生による講話があり、寮生は真剣に耳を傾けていました。「挨拶は社会の中で大きな人間関係を築くことになる。気持ちのいい、さわやかな挨拶が出来るように。たかが挨拶だが、大きな意味がある」「高校総体が先日あり、寮生の多くは部活も頑張っている。学業と部活と寮生活の中で自分の力が出る方法」・・・・。

6月の寮生集会を最後に高校3年の東明寮寮長山口君と紫苑寮寮長戸田さんは寮長としての仕事が最後となることもあり、この1年間のふたりの頑張りを黒木教頭先生からねぎらって頂くと、ふたりは少し照れくさそうでした。その後、1年間、寮長とやり遂げた思いを後輩たちに熱くそして素直に語りました。ふたりは「前寮長がしっかりしていたので不安だった。みんながついてきてくれて寮長としての仕事を成しどけることができた。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。身近にいてふたりの苦労を知っている同級生や後輩達は寮長のことばをしっかり受け止めていました。本当に1年間、東明寮紫苑寮をまとめる大きな仕事をしてくれてお疲れ様でした。ありがとう。

いよいよ新しい寮生委員を中心に活動が始まります。東明寮と紫苑寮、それぞれの寮生活で培っている大切なものは次の代にバトンが渡されました。本当に大切なものは目には見えないのですが、東明寮生や紫苑寮生は日々の寮生活の中で感じています。今、東明寮や紫苑寮で生活が出来る喜びを感謝しながら、今日も元気に学校生活や寮生活を送っています。