【第9回 正しい姿勢がもたらす効果】数学科 阿比留尚志先生 | 東明館中学校・高等学校

◆教員リレーコラム◆

第9回の担当は・・・阿比留尚志先生(数学)

お題『正しい姿勢がもたらす効果』

 何か作業をする時は、正しい姿勢で行うことが望ましいと言われます。楽器を演奏する際や、乗り物を運転する時など、それぞれにとって最適な姿勢があります。正しい姿勢は体に力が入りすぎないようにして、人体への負担を軽減する効果があります。例えば、ギターを弾く時の姿勢は奥が深く、ネックの握るときの親指の使い方からピックの持ち方に至るまで、一つひとつ細かく分解することができます。力が入りすぎると、正確なリズムを刻むことは、できませんよね。

 勉強をする時に最適な姿勢の要素の一つに、正しいシャープペンシルの持ち方があります。力が入りすぎている持ち方の例として、シャープペンシルを構えたとき、人差し指が外側に反り返っているものがあります。この持ち方は、手首や肩に負担をかけてしまい、長時間の筆記が困難になります。正しい持ち方をすることができれば、不要な力を抜くことができ、集中力の持続につながります。勉強をしている時や、試験の際に疲れやすい人は、正しい持ち方ができているかどうか確認してみましょう。利き手では無い方の手でシャーペンを構えてみてください。正しい持ち方へのヒントが隠されているかもしれませんよ。

 

毎週金曜日更新! 次回は江島孝人先生(英語) お題は『「知っていること」を増やしていこう』です。