第71回内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・椎尾弁匡記念杯全国高等学校弁論大会 | 東明館中学校・高等学校

5月3日、名古屋にあります東海高等学校東海学園大講堂において第71回内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・椎尾弁匡杯全国高等学校弁論大会が行われ、本校2年4組河野美奈さんが「もうひとつのパスポート」と題しまして出場しました。この大会は原稿審査を通過した高校生15名、北は北海道から南は沖縄までの高校生が参加します。大会運営などは東海高校・中学校の弁論部の生徒が行います。河野さんは弁士番号1番という大会全体が緊張している真っ只中、堂々たる7分間の弁論をしました。河野さんは「グローバル化が進む現代社会の中で生きている私達にとって、英語は大事だと言われているが、言葉の壁の他に積極性という壁があるのではないか。幼い時の自分の体験を通して、グローバル社会において大事なのは積極的に主体的に行動を起こすことである。小さな勇気を持つことがグローバル化社会の架け橋になるのではないか」と語りました。この大会では弁論の後に聴衆からの質疑があり、河野さんは質疑に対しても落ち着き、自分の考えを伝えました。
河野さんは中学校時代から高校生になった今も全国高等学校ディベート甲子園九州大会やパブリックディベートコンテストに出場した経験をいかし、聴衆を圧倒する応答を繰り返しました。河野さんの弁論は大会審査委員長から高く評価を受け、名誉ある東海高校弁論部OB奨励賞を受賞しました。大会が終わった後に河野さんが東海高校の弁論部の生徒たちなどと一緒に大会の後片付けをしている姿がありました。受賞おめでとう!