対馬から「ゲンカイツツジ」植樹のため視察 | 東明館中学校・高等学校

10月15日(月)午前、対馬から「玄海つつじの森つくろう会」の長郷美比古(ながさと・よしひこ)世話人代表と「福岡対馬会」の梅野美實(うめの・はるみ)会長および「玄海つつじの森つくろう会」の長郷和元(ながさと・かずもと)世話役・「福岡対馬会」事務局次長が、東明館中学校・高等学校を訪問しました。これは、来年2月に、対馬とゆかりのある東明館に対馬の花である「ゲンカイツツジ」を植樹するための視察です。東明館学園の慈道裕治理事長、花上徳明校長代理、前田秀敏法人事務局長らが長郷氏らとの懇談後に校舎まわりの植樹候補地を案内しました。「ゲンカイツツジ」は、淡いピンクの花を咲かせる落葉低木で、対馬の群生が日本で最大規模のものです。同会は、島内外の有志で作るボランティアグループですが、昨年2月に、福岡市の舞鶴公園に50本の「ゲンカイツツジ」を植樹しています。江戸時代に対馬藩田代領であった現在の基山町や東明館学園との交流の中から対馬との交流のシンボルとして植樹の話が持ち上がりました。今年の夏に東明館高校の生徒会は対馬を訪問して対馬高校の生徒たちと交流しましたが、植樹を機会に交流が深まることが期待されます。

左から、長郷美比古氏(「玄海つつじの森つくろう会」世話人代表)、花上校長代理、慈道理事長、前田局長、梅野美實氏(「福岡対馬会」会長)、長郷和元氏(「玄海つつじの森つくろう会」世話役・「福岡対馬会」事務局次長)