東明館では中学・高校の6年間を通した中高一貫教育
システムを導入しております。
中高の教育内容の重複を整理し、
「基礎期」「伸長期」「充実期」と、3つのタームで
段階的に学力を育成。
きめ細やかな教育カリキュラムで生徒一人ひとりの
志望進路実現を目指します。
また、本校の教育の柱となっている「個性の重視」
「英才教育」「東明館キャリアガイダンス」を
を充実発展させて行きます。
中学1年生
中学2年生
中学3年生
高校1年生
高校2年生
高校3年生
中学校では基礎学力を重視するともに、思考力や応用力を育成します。 総合的な学習の時間に地域学習やキャリア教育も充実させています。
高校1年次は中高一貫生と高校からの入学生が切磋琢磨し、お互いを向上できる授業を展開します。高校2年次は文系・理系に分かれ、新しい仲間から刺激を受け進路を決めていきます。
これからの時代を強く生きる人物像を形成
東定期考査は、短期間で短い範囲の復習をすることで「テストの点数を取る」という一過性の学びとなっています。定期考査後は相当な部分を忘れてしまうことが多く、学習成果を持続的に維持する上では効果的ではないと判断しました。本来の目的は、真の学力の定着をさせることであり、定期考査の代わりに各教科の単元毎にテストを実施し、一人ひとりの着実な学力定着と理解に努めます。また、学期ごとに基礎学力がきちんと身についたかどうかは、これまで学習した全内容を範囲とするフィードバックテストを実施することで確認していきます。
基礎学力定着のため、e-ラーニングシステム「すらら」(※)を導入しています。2015年度、寮生の一部などで導入し、2020年度から中学生全員に本格導入しました。おもに既習事項の学び直しなどで使っています。
(※)「すらら」:インターネットを通じて学べる自立型かつ対話型のデジタル教材です。また、生徒の理解度に合わせた出題と、弱点を復習させるドリルもあり、生徒の間違いに応じた解説もしてくれる、「個」に対応する教材です。
校内のWi-Fi環境を整え、2020年度よりBYOD(Bring Your Own Device)でのICTを活用した教育がスタート。生徒たちが一人一台PCを持つことで、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する緊急事態宣言の中でも、オンライン授業を行い、学びを止めることなく学習を進めることができました。今後は、授業や日常的な連絡、アンケートなどで効率良く活用していきます。
東明館中学校では、外国語の授業が週6時間(中学2年は7時間)設定されています。
聞く・話す・読む・書くの4技能をバランスよく養い、高校での学びにつながる英語の基礎力の定着を目指します。また、ESL教員による英会話の授業、リスニングの授業を展開し、英語に触れる時間を増やしながら、「話す・聞く」力を養い、使える英語の習得に取り組みます。
※(English as a Second Language Teacher; 第2言語指導教員)
東明館は様々な要衝となる場所にあるため、地の利を活かした教育やアジアの国と 学校交流を行うことで国際的な人を育てます。
地域から始まり、日本・アジア・世界へと視野を広げる
歴史・平和・科学・共生など幅広いテーマごとの研究から学ぶ
自分の考えをまとめ、言葉やツールを使って説明する力を身につける
挑誰でも失敗はしたくないものです。しかし、挑戦しなければ前には進めません。
発表や活動を含めて様々な取り組みに参加します。
東明館中学校では、キャリア教育の一環として2019年度からENAGEEDを中学3学年同時に導入しました。ENAGEEDでは、「言われたことだけやる人」「課題を見つけるが不満しか言えない人」「アイデアはあるのに『こうしたらいいのに』しか言えない人」ではなく「アイデアを実行し周りに価値を見出す人」をめざして、「『自分が選んだ道を正解にする力』を身につける」ことを目標にしています。東明館中学校では、型にはまらずにひとまずやってみて、失敗からも前進できるような創造力のある生徒を育てていきたいと考えています。
25期生
進学先:久留米大学 医学部 医学科4年
中学の時はしっかり勉強もしながら、放課後学校に残って友達とお喋りしたりと、のびのびと過ごしていました。高校生活も楽しく充実したものでしたが、それと同時に大学生に向けて将来も見えてきます。そこで印象的だったのが東明館の進路指導体制のあり方です。単に偏差値だけで決めることなく、『自分』が将来したいことは何なのかを真剣に考えさせられました。先生との面談や話し合いを重ね、また様々な職種について学ぶ機会も多くありました。そのおかげでたくさんの選択肢の中から自信を持って正解だと言える道を選ぶことができました。
先生との距離が近いところが私が自慢にしている東明館の特徴です。勉強の質問がしやすいことはもちろんですが柔らかな雰囲気があり、気軽に先生に話しかけることができます。中高の6年間は思春期ということもあり悩んだりすることも多いかもしれません。しかし東明館の先生は性格や背景の違う生徒一人ひとりに対して親身に向き合い、時にはアドバイスをしながら温かく接し、見守ってくださいます。自分の内面を見つめながら友達と一緒に成長していける環境だと思います。
中高の6年間、学習面は勿論のこと、何よりも「志」を育んでいただきました。「なぜ医者になりたいのか?」と問い続けられ、深く深く考えさせられた6年間であったようです。厳しい学びの日々を意欲的に送ることが出来ているのも「志」があってこそのことと感謝しております。